2016年4月より、佐藤可士和氏率いる株式会社サムライ のメンバーとして活動していくことになりました。>「ご挨拶とご報告」

zikker studio

Category: SHELVES, interior, product — Posted by SA at February 12, 2013

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プロデューサーのプライベートスタジオ。コントロールルームとヴォーカルブースで構成されたスタジオに隣接し、キッチンとサンルームのダイニングエリアが配置されており、「ミックスダウン」をテーマに設計されている空間です。

「機能」
スタジオ空間では、音の反射を押さえる為にできるだけ平行となる壁を作らない様に、吸音を施した建具を全面に斜めに配した収納を設置。部屋の出入り建具も同様に全て斜めに配置されています。
さらに、天井面にも同様の造作物を施す事で、吸音性能を高めています。
煩雑になりがちなスタジオ内の配線作業の簡素化のために全ての部屋を繋ぐピット(配線溝)を設置しています。
ガラス面は二重サッシュと複層ガラスを適宜組み合わせた上、カーテンによって反射と吸音のバランス取りを行うことができるような工夫がなされています。

「意匠」
意匠のモチーフは「ミュージック」そのものです。
このスタジオで録音されるプロジェクトでは、ステム音源(ドラムのみ、ベースのみ、などの楽曲化される前の元データ)が公開されたりと、リミックスも含めた広がりを持つ活動が展開されています。空間の意匠設定もこれにならい、木(2種)、石、ファブリック、左官材料(2種)をそれぞれをステムと設定し、重ね合わせる(=ミックスダウン)することで、このスペース全体を一つながりの楽曲となるように決定されています。
サンプリングの対象としての楽曲という事を意識し、どの場所を切り取ってもこのスタジオだと解る様なミックスダウンを意図的に行ったデザインです。

カウンター/ダイニングの椅子もオリジナルのデザインです。

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credit
client:zikker studio
location:tokyo
interior & furniture design:a-study
lighting design:ushiospax
construction:d-nine
photograph:Toshiyuki Yano