聖路加タワーに計画された、チェーン展開を想定したカフェレストランの原型のデザイン。鏡へ写り込む様相を、空間のアートワークとして機能させることを企図しました。
いわゆるファミリーレストランに類するオペレーションで複数の出店を前提としているため、周辺環境の複雑さや必須となる様々な細かな要素(例えば卓上のメニューブック、店頭POP等)が導入されていきます。
また、類似の業態のお店も数多く存在するジャンルでもあるため、初見で感じる強度のある明確なデザインを目指しました。
白・赤・黒・シルバーに使用する色彩を絞り込み、木の素材を感じなさせない分、割り付けられたミラーが空間のアイコンとなるアートワークとなり、写り込むお客様・スタッフ・内装・照明器具等の要素が分節され、すこしずつズレを生じる事で、柔らかさを感じられる様にしています。
一方で提供される食事も和洋折衷。訪れるターゲットも老若男女幅広く、空間のテイストがお客様のフィルタリングしてしまう危惧もあったため、各種のディティールはあまり意図を感じさせないように、やりっぱなし感をそのまま残した単純な意匠としています。架空のデザインスクールの学生食堂の様な場所を設定しています。
1人掛けの椅子はオリジナルデザインのソファーで、このカフェの為にデザインしたものです。
credit
client:iger inc.
location:tokyo
produce:tokyu-homes
interior design:a-study
lighting design:daiko-lighting
construction:tokyu-homes / hakusui-sha
photograph:yasushi nagai














