d-labo:多摩川に関するメモ

Category: NOTEBOOK — Posted by SA at November 21, 2010

ミッドタウンタワー7F d-laboでのセミナーで山崎充哲さんのお話をお伺いしました。
多摩川は地元だしとても好きな場所だけに、いろいろと危惧すべき事が身近に感じる。
備忘録としていくつかメモを。

・流域人口は460万人
・レジャー人口/年は2000万人
・上流域で取水されてしまうので、いったん幅2m深さ2cmくらいの川になってしまう。
・下流域では水量の70%が下水処理水。460万人分の排水,,,
・そういう意味では「電気の川」と言える。なぜなら下水処理施設が停電によりストップすると20h程度で処理が停止し、未処理の下水が流れ込んで死の川になる。。
・ずいぶん奇麗になったが、家庭からの排水の温度が高いため結果として水温が高い。下水処理では温度は下がらない。
・大型のフィッシュイーターの外来魚も勿論問題だがいま問題になっているのはグッピー等の小型の魚。ヨシの間等に入り込んで在来魚の卵や稚魚を旺盛に食べる。胎生なのでどんどん増える。=グッピーも肉食!
・子供が遊ぶのにライフジャケットは必須。リスク回避。

極めてストリクトなエッジを歩んでいる状況ということが解る。

蒲田近辺から二子玉川までジョギングしたりすると、乱暴な言い方だけれど民度が上がって行く事に気づく。
六郷あたりはまだまだブルーシートの家などもあるような状況だけれど、だんだん少年野球やらゴルフやらのスポーツを楽しむ環境が増えていく。犬をつれた人も多いけれど、犬種の傾向も徐々に変わっているように思う。
二子玉川が近くなると、コーヒー片手に土手に座って読書するようなお洒落さんや演劇の練習をしている人たちもいる。

そこから上流はキロ数と自分の体力の関係上あまり走った事はないのだけれど、二子玉川あたりの都市と川と人の関係性はとても優れたバランスに感じる。246という動脈沿いな好立地=都市のポテンシャルが高いこともあって民度の高い人が自然と集うことも大きな理由の一つとは言えまいか。

都市生活者を選択した我々は、自然環境保護のために生活レベルを極端にシュリンクする意向は薄いだろうけど、正しい知識・理解は状況好転のための唯一の手法だ。建築やデザイン領域はその知識や理解のために、少なくとも触媒としての役割は担うことができるだろう。

セミナーでも話が出たのだが、実は多摩川流域の水道料金は上水より下水の方が高い。
それを住民が受け入れた時にどんな説明がなされたのか不明だが、大英断だったに違いない。
今だったらどんなメディアでどんな伝え方をするのかと考えるのもデザインの立派な役割だろう。

岡崎京子のリバーズ・エッジに描かれた川の風景は、じっとりと淀んでいて死と隣合わせ。かりそめのポジティブさで踊っていた時勢への鮮やかなカウンターだが、したたかな生への欲望はとてもリアルだった。

現在ならどんなリバーズ・エッジを彼女は描くだろう、か。

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Category: product — Posted by SA at November 10, 2010

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tha ltd.のミーティングルームの為の椅子をデザインしました。
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1/4理論 > 背中の美 「椅子をデザインするという事」

Category: NOTEBOOK — Posted by SA at November 10, 2010

物件に併せて家具をデザインするのは通常の業務ですが、椅子というのはやはり別格。現在椅子について語る事は一世代前のインテリアデザイナぽいのかもしれないけれど、しっかり検証しながら椅子をデザインする事は内装一件分くらいの作業時間にもなりますし、試作を重ねながら同じアイディアをただただ、リファインしていく事は状況的にもなかなか難しい。竣工納期の制約もあるし、プロトタイプの捻出費用も必要ですし。

今回thaさんのオフィスをデザインした後に、椅子のデザインをさせて頂くことになりました。
特別細かいリクエストはなかった(と思う)ので、普段の生活や実務のなかで「こうだったらいいなぁ」と思っている事をほぼ反映させた椅子をデザインしました。

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テクニカルなことは作品として表のページでアップするのでblogでは触れませんが、

・「1/4理論(自分ルールですよ)」=特に制約なき場合は、平面でも1/4・断面でも1/4を超えるエリアに家具等のエレメントを無造作に出さない。最悪1/3まで許容する。
CH=2400なら、2400/4=600以下の高さに椅子は収まることが好ましい。本当はテーブルもそれに添いたいのでCH=700×4=2800 欲しいんですけど。

・無造作にテーブルの水平面と椅子の垂直線が交差するの事を避けたい。

・椅子の上であぐらが組めるのがいい。

・全体重を預けるに相応しい質量が欲しい(軽い事が名作椅子の条件とも言われますけど…)

・なにより座った時に人の背中が見えること。後ろから見て椅子も座ったひとの背中もすっと伸びて綺麗な椅子がいい。

という、極めて個人的な嗜好に依ってデザインされ、試作をし、納品しました。SH(座面高さ)が若干高い気がしていて、次回に作る際には座面高と角度を微調整するつもりですが、そういったリファインに耐えうるものになったのではないかと密かに思っているのですが、いかがでしょう?

jins toyosu interactive show-window

Category: interior, other project — Posted by SA at November 5, 2010

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眼鏡店jinsの豊洲ららぽーと店にインストールされる、サイネージの企画立案・コーディネートを致しました。
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