2016年4月より、佐藤可士和氏率いる株式会社サムライ のメンバーとして活動していくことになりました。>「ご挨拶とご報告」

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Category: interior — Posted by SA at August 22, 2009

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“Transcontinents”=「大陸横断」というブランドネームは、旅を愛する心と地球を慈しみ育む心を併せ持っています。その空間化のためのキーワードとして ”HUG THE ERATH” =「地球を抱く」というテーマを掲げました。飛行機のウィングが地球を抱くイメージの天井造作をショップアイコンとすることで、ショップ全体に飛行機やエアポートの印象を持たせています。プレゼンテーション時から照明デザイナーとの恊働を行い、ウィングが外部空間に浮遊する様子をより強く印象づけています。時間経過と共に間接照明の色温度を変える計画も検討していましたが、今回は見送りとなりました。
天井造作がショップアイコン機能を担った結果、床置きの什器はシンプルで可動性の高いものとなり、VMDから要求されるレイアウト変更に対しての自由度と空間全体のデザイン性を両立させています。

訪れた人々に旅の高揚感を感じてもらえるよう、コーリアンを用いたシームレスなレジカウンターは空港のカウンターを模しており、高さも少し高めの設定。各所に配された世界地図のミラーには、映り込む自分と世界をシンクロさせて欲しいという願いが込められています。特にフィッティングルームの前室に設けたミラーは水性塗装に依るもので、開発を依頼した実験的な試みです。

島什器には回収した洋服繊維を圧縮したリフモボード(aura)を、棚板ガラスの代わりに軽量で破損しにくいツインカーボ(AGC旭硝子)を用いる事で環境負荷への軽減をインテリアからも発信しています。
CSRの表現としてショップというメディアを捉え空間へ昇華することも、デザイナーの大切な役割の一つであると考えています。

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credit
client:point
location:kanagawa
interior design:a-study
lighting design:eos plus / daiko lighting
construction:zycc
material development:aura
vmd:w-name
photograph:toshiyuki yano(nacasa and partners)